膝スポーツ選手や中年の方に多いとされる『膝に水が溜まる症状』。ずいぶん辛そうにしている話を見聞きするのではないでしょうか。

実はこの膝に水が溜まってしまうことには様々な原因があり、誰にでも起こりうるものなんです。この辛い膝の痛みを予防することは可能なんでしょうか。

今回は、『膝に水が溜まってしまったときの症状や治療法、そして膝に水がたまらないように予防する方法』をお話いたします。

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膝に水が溜まってしまうのはなぜか

膝の関節を包んでいる袋を関節包といいます。この関節包には、滑液といわれる水のようなものが少し入っています。この滑液は、関節を動かしやすくするためのもので、クッションのような役割をしています。

何らかの影響で関節が炎症を起こしたときに、この滑液の量が増えてしまうことがあります。

この滑液が増えてしまった状態を『膝に水が溜まった』状態というのです。

この滑液が増えてしまうとなぜ、膝に痛みが出るのでしょうか。

滑液の量が増えてしまうと膝周辺を圧迫してしまいます。この圧迫により血液の流れが悪くなり膝に痛みが出てしまいます。

また、膝が痛くなるとあまり動かさないようにしますから、それがさらに血流を悪くてしてしまい、症状が悪化すると軟骨を破壊してしまうことにつながっていくのです。

最後には、軟骨が壊れて行くことに体が反応し、さらに滑液を増やしてしまう悪循環におちいります。

このように、膝に違和感がでたときには、早期治療が望ましいでしょう。

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膝に水が溜まる原因と膝に水が溜まっていないかのチェック方法

膝に水が溜まってしまう原因はどのようなことがあるのでしょうか。また、膝に水が溜まっていないか確認する方法はあるのでしょうか。早速みていきましょう。

膝に水が溜まってしまう原因とは

膝に水が溜まってしまう原因は次の通りです。

  1. 加齢によるもの
  2. 病気によるもの
  3. 運動中の怪我や事故によるもの
  4. 膝を酷使したことによるもの

加齢によるもの

年を重ねるにつれて、関節は徐々に劣化していきます。この関節の劣化にはもちろん膝も含まれていて、この関節が劣化することにより、膝への負担が少しかかっただけで、膝の関節が炎症してしまいます。この流れが膝に水が溜まる原因の1つとなっています。

病気によるもの

リウマチや変形性の膝関節症などを患っている場合に膝の関節が炎症を起こしてしまうことがあります。この場合、膝に水が溜まってしまうことの治療と平行して病気の治療をしなければなしません。

運動中の怪我や事故によるもの

走ることが多いスポーツには多い症状で、膝に負担をかけすぎた結果、膝に水が溜まってしまうことがあります。怪我だけではなく、事故などで関節が破壊されてしまったときにも同様の症状を引き起こすことがあります。

膝を酷使したことによるもの

長い時間たち続ける仕事や、沢山の距離を歩く仕事の方も、足をつかうので、膝に負担がかかっています。

このように膝に水が溜まってしまう原因は、『膝に大きな負担がかかった場合(関節の炎症)』『病気の場合』『関節の怪我』など3つのパターンがあるということですね。

では次に、『最近膝が痛い』『膝に水が溜まったんじゃないだろうか』と心配している方に簡単自己診断のチェック法をお話します。

自己診断をしてみよう チェック方法

ではさっそく自己診断をしてみましょう。膝の上を軽く押してみてください。このときに、異物感やぶよぶよ感があった場合は膝に水が溜まったのでは?と疑ってみるとよいでしょう。

また、触って違和感がない場合でも、膝が腫れていたり、痛みが出た場合には整形外科で受診することをおススメいたします。

自己診断は、結局自己診断でしかありません。形成外科で診察を受け診断してもらうことが確実です。

水が溜まってしまったときの治療法

膝に水が溜まったときに病院で受けられる主な治療法をみてみましょう。

  1. 水を抜く
  2. 投薬治療
  3. 手術

水を抜く

膝に溜まった水を注射器で抜きます。この増えた滑液を抜くだけでおどろくほどに痛みが改善します

投薬治療

関節が再生できるようにサポートする薬・痛み止めの薬・直接患部へヒアルロンサンやコラーゲンを注入する方法などがあります。

手術

リウマチなどが原因で痛みがでている場合に当てはまりますが、すでに変形してしまった関節を人工関節に変えて補うことがあります。

このように、主に水を抜いて投薬で関節の働きをサポートする方法がとられています。

膝に水がたまらないようにする工夫

膝に水がたまらないように、日々工夫しましょう。どのように工夫をしたらよいのか、次の通りです。

  • 適度な運動
  • ストレッチ
  • 食事の見直し
  • 入浴

適度な運動

膝に強く負担がかからないように運動をしましょう。膝に負担がかからない運動とは、水泳やウォーキングなどがおススメです。特に水泳は、膝に負担がかからない上に結構な運動量が必要とされます。膝の痛みには、こういった水泳などで運動をするとよいですね。

ストレッチ

膝を中心にしっかりマッサージをしましょう。
マッサージは、膝の血流をよくする効果があるので、運動前など膝を使う前にやっておくとよいですね。

食事の見直し

体重増加はもちろん、もともと体重のある人はそれだけで膝に負担がかかります。だから、体重を管理する上でしっかり食事のとり方(時間帯、栄養素)を見直したほうがよいでしょう。

入浴

膝に負担をかける前に、入浴などで血行をよくするのも効果的でしょう。血行をよくするために1番効果が高いのは入浴ですからね。
1日の始まりに朝風呂をして血行を良くしておくのもおススメです。

このように、膝を使う前に上記のような対策をとってみるのもよいでしょう。

膝はよく使うからだの一部

膝は体の中でも良く使う部位ですよね。逆を言えば、負担がかかりやすい部位でもあるのです。膝に負担がかかる前や負担かがかった場合には、しっかりメンテナンスをしたほうがよいでしょう。

最後に、膝に水が溜まる原因は、『膝への負担』『膝への外傷』が主です。事前に対策をとり、膝に水がたまらないようにしたいですね。

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