%e7%84%a1%e9%a1%8c『白血病』と聞いて、どのような様子を思い浮かべますか?

『不治の病』『とまらない鼻血』などがよくドラマでみかける白血病のイメージではないでしょうか。

白血病とは、いわば『血液のがん』で、その治療自体が簡単なものではありません。そして、白血病には色々な種類があり、症状も鼻血だけに限らず、治療の方針も、生存率もその種類によって、または、かかった人によって違うものなんです。

イメージだけが先行してしまい、意外と詳しく知られていない『白血病』。今日は、その中でも、子供がかかる白血病、『小児白血病』についてみていきたいと思います。

子供がかかる白血病も大人がかかる白血病とは同じではありません。

ここでは、『子供の白血病、初期症状・治療法・生存率』について、お話します。

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子供がかかる白血病『小児白血病』とは?

15歳以下の子供が白血病にかかることを『小児白血病』といいます。

子供がなるがんの中でおよそ40%を占めているのが、この小児白血病です。

小児白血病は、主に2~6歳で発症することが多く、遅くても10歳までに発病するといわれています。

およそ10万人に5人が発病するとされる小児白血病、そのほとんどが、急性白血病です。急性白血病は、慢性白血病と違い、症状がでやすく、早い段階で発見されることが多いとされています。

 

急性白血病の初期症状

小児白血病のほとんどが急性白血病ということで、急性白血病について詳しく見ていきましょう。

急性白血病の主な初期症状は次の通りです。

  • リンパ節の腫れ
  • 貧血
  • アザ
  • 鼻血が止まらない

白血病は、血液を作る途中で細胞ががん化してしまい、血液を作れなくなってしまう病気です。

ここで上げた症状も血液成分となる、赤血球・白血球・血小板の減少による症状が多く、そのせいで、貧血・アザ・鼻血がとまらないといったことがおこってしまうのです。

また、このような症状がでたときに、すぐに白血病を疑って検査をするというより、体調が悪いからと受診して発見されることが多いのもこの病気の特徴です。

『子供の様子がおかしい』と、親が早めに気づいてあげられることが早期発見につながります。

 

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急性白血病の治療

小児の白血病の場合、『抗がん剤治療』が一般的です。

一般的によく知られているように、抗がん剤治療は決して楽なものではありません。周りのサポートが必要不可欠になってきます。

抗がん剤治療には、がんを撃退することとひきかえに強い副作用があらわれます。主な副作用は次の通りです。

  • 白血球・赤血球・血小板の減少
  • 口内炎
  • 下痢・おう吐
  • 腎臓・肝臓の機能低下
  • 脱毛

抗がん剤に体の免疫力が低下するため、感染症にかからないよう、本人はもちろん、患者に接触する家族も注意しなければなりません。

 

生存率

筆者は、正直この生存率という言葉があまり好きではありません。

生存率の数字は患者だけではなく、患者の家族や友人をも翻弄してしまうような気がしてしまいます。

ただ、この生存率は、今まで同じ病気で苦しんで、打ち勝った人、そうじゃなかった人の記録として、形に残っているものであることも確かです。

生存率は、その病気と向き合った方々の記録という意味で、ご紹介させていただきます。

誰しもがこの数字通りにはならない。そのことを胸に留め置いてもらえれば・・・と思います。

 

小児白血病の5年生存率は、80%といわれていますが、再発のリスクがあるのも小児白血病の特徴です。

しかしながら、治療後、病気による症状がほとんどなくなったという『寛解(かんかい)』の後、5年以上何もなければ、再発はほとんどないともいわれています。

 

 

不治の病というイメージがある白血病。でも、現代医療では、生存率80%という資料があります。

ここでお伝えしたかったこと、それは、『小児白血病は不治の病じゃない』ということです。

 

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